子供の身長を伸ばすために、食事や睡眠、運動などさまざまな重要事項が挙げられますが、中でも両親からの愛情は別格だと考えられています。十分な愛情を注がれた子供と、反対にそうでなかった子供には、身長の伸びに差がでるとのこと。親子の関係性は子供の身長にどのような影響を与えるのでしょうか。

 

親の愛情と子供の身長は比例するの?

 

子供の身長を伸ばすためには、食事と睡眠、運動という三大要素に生活環境などのプラス要因が大きく関係してきますが、そんな要因の中で、現在注目されている事柄があります。それは子供の身長は、親との関係性がとても重要だということです。

 

親から十分な愛情を注がれずに育つと低身長になるというのは事実なのでしょうか。実は親の愛情不足が原因で身長が伸びないという病気が存在するのです。それは愛情遮断性低身長症というもの。愛情遮断症候群とは、子供が十分な愛情を注がれていないと感じ育った場合、心と体に重大な発達障害を引き起こす病気です。

 

親子

 

精神的なストレスをきっかけに、子供自身が身長や発育に必要不可欠である成長ホルモンの分泌をやめてしまうといいます。これは家族だけに関わらず、友人関係や学校などのさまざまな問題がきっかけになることもあります。

 

また、子供にとって母親の存在は重要なもの。母親の愛情が足りなかったり、離れて暮らすなど母親と一緒にいる時間が少ない子供達もいます。そんな場合は母性剥奪症候群という症状が見られる場合も多く、子供がどれだけ愛情を欲しているのか、その大切さを思い知らされます。身長の伸びは、心の成長と比例しているものだということが分かります。

 

親子の関わり方とは

 

子供の成長を心身ともにストップさせ、成長ホルモンの分泌をさえぎっているのは紛れもなくストレスです。大人はストレスを感じていることを自覚しやすく、また経済的自由もあるため、溜まったストレスを発散することが比較的可能です。ストレスを受けないよう、自己防衛することもできます。

 

ですが、子供はとても無防備です。無防備な状態で受けるストレスは、大人の何倍にも強烈なものになります。また、まだ精神的に未熟なため、自分がストレスを感じていることに気付いていない場合も多々あるのです。特に、愛情をたっぷり受けることで心身ともに成長していく子供にとって、親子の関わり方がとても重要になってきます。

 

子供は常にさまざまな情報から受ける不安を抱えています。そのため、子供に安心感を与えることがとても大切です。心からリラックスできる家庭環境は、子供の成長に大きく役立ちます。両親が不仲でいつも喧嘩しているという出来事は、子供の心に大きな傷を与え回復を遅らせてしまいます。

 

夫婦喧嘩

 

子供は親の行動を見ていないようでしっかりと見ています。親が緊張していたり不安になったりすると、子供の敏感なレーダーはそれを感じ取ります。親の精神状態は、子供にそのまま伝わってしまうということです。不安な状態が続くと、子供の行動にも変化が現れる場合があります。

 

急に赤ちゃん返りをしたりイライラしたり怒りっぽくなったり、また発熱や嘔吐など体の症状として現れる場合もあります。親は子供の少しの変化も見逃さないように、しっかりと行動を観察しておく必要があります。また、日頃からのコミュニケーションも大切。日頃からしっかりとコミュニケーションを取っておくことで、何かあった時に打ち明けやすい状況を作っておくことも重要です。

 

年齢別コミュニケーションの仕方とは

 

日頃からしっかりとコミュニケーションを取ることで、子供の精神的不安を和らげることができますが、子供の年齢によっておすすめの方法が変わってきます。

  • 幼児期

まだ小さな子供の場合は、お休み前の時間をコミュニケーションタイムにすることをおすすめします。就寝前にベッドで本の読み聞かせなどがいいでしょう。子供が興味を持ったことや疑問に思ったことを質問してきます。その質問に答えながら入眠儀式とすることで、質のいい睡眠に導くこともできます。

 

  • 小学生

小学生になると、受け答えもしっかりとし、色々な会話を楽しむことができます。そんな子供の成長をもっと促進させるために、まずは親が自分のことを進んで話しましょう。子供に相談を持ちかけるのもいいかもしれません。そんな親の行動に子供は一生懸命答えてくれ、やがて自分のこともたくさん話してくれるようになります。頭ごなしに反対するのではなく、まずは一旦受け入れるという姿勢を見せることも大切。

 

  • 思春期

思春期に入ると男女ともにとても難しい時期に入ります。思春期は大人になるための第一歩であり、自立しようとする表れでもあります。自分で独り立ちしたいと思う反面、まだ親の愛情はしっかりと欲しいという部分もあり、そのバランスがとても難し時期です。思春期の子供には、メリハリの効いたコミュニケーションがおすすめです。たっぷりと愛情ぎ時にはきっちりと叱ることが大切。甘やかせることだけが愛情ではないことを教える時です。