産まれてから毎日すくすくと成長している子供。日に日に大きく成長しているのが分かるのは親としてとても嬉しいことです。そんな子供には2回、特に大きく成長する時期があると言います。その時期を見逃さず適切なケアをしてあげると、身長の伸びにも影響が。その時期とはいつなのか、そしてどのようなケアをしてあげるといいのでしょうか。

 

身長を伸ばすためにチェックするべきタイミング

 

子供は毎日どんどん大きくなり心身ともに成長しています。昨日と今日でその違いが分かることもあるほどです。色々な顔を見せてくれる子供の身長の伸びは親としてとても気になるところ。子供が順調に成長するのをできるだけサポートしてあげたいものです。そんな時、とても重要になってくるのが身長がグンと伸びる時期を知ること。人によって違いはあるようですが、私たち人間には、特に身長が伸びる時期が2回訪れるのだそう。それはこの時期の2回だと言われています。

  • 0歳から2歳頃の乳幼児期
  • 小学校高学年から中学生の思春期

 

0歳から2歳頃までの成長期を第一次成長期と言い、小学校高学年から中学生の頃を第二次成長期と言います。第一次成長期の約2年間の間に、身長も体重の数倍にも大きくなります。この2年間の成長は、人間の一生の中でも一番と言えるでしょう。

 

第二次成長期は毎日大きくなっている子供の成長の中でも、特に身長が伸びる時期。第二次成長期を迎えるのは女の子の方が早く10歳から12歳の頃。小学生のうちは、男の子より女の子の方が背の高い子供が多いように感じるのはこのためです。男の子の第二次成長期は12歳から14歳頃。この3年間で20cm近く伸びる子供もいるそうで、その伸び率はやはり女の子に比べ、男の子の方が大きいようです。

 

成長期にはどんな変化が起こっているのか

 

子供の足

 

2回訪れる成長期、特に2回目に訪れる第二次成長期には、大人の体に近づくための変化が起こっています。身体面の変化として、骨の成長が挙げられます。骨の成長は成長期に限らず常に伸び続けていますが、第二次成長期にはその成長が大きいため、痛みを感じることもあるほどです。このような痛みを成長痛と言い、オスグットシュラッター病と名付けられています。

 

ひざやかかと、ふくらはぎや足首などに痛みを覚え、中にはその痛みで泣きだす子供もいるようです。動かずじっとしている時も痛みがあり、就寝中に痛みで目を覚ます場合も。骨の急激な成長に伴い、脛骨に炎症を起こしてしまうことが原因となります。痛みが長くは続きませんが、病院を受診することをおすすめします。

 

骨は骨端腺という軟骨部分が成長することで伸びます。骨端腺には骨芽細胞が生まれ変わることによって成長し、いずれ硬い骨へと変化していきます。軟骨部分はまだまだ柔らかく、あまりに負担のかかりやすいハードな運動を続けているとつぶれてしまう場合も。
骨端線についてもっと詳しく知りたい人はこちら→「身長を伸ばす鍵となる骨端線についてもっと詳しく知りたい!

 

また、体だけではなく、運動神経自律神経などの発達も著しい時期です。運動神経はこの成長期において完全にできあがると言われています。そのため、この時期にどれだけ有意義に運動を行っているかがとても重要になります。

 

自律神経はこの時期はまだまだ不安定。不安定なため、起立性調節障害の症状が現れる子供が多くいます。自律神経失調症のひとつで、なかなか気付かれにくく誤解されやすい場合もあります。そのため、親は子供とのコミュニケーションを積極的に取り、少しの変化も見逃さないよう気を付けなければいけません。

 

成長タイミングに合わせて行うべきこととは

 

人それぞれ差はありますが、成長期は2回訪れると言われています。その成長期になにをするのか、なにをしてあげるのかによって、今後の身長の伸びに影響を及ぼす可能性が高くなります。成長期に注意すべきこと、重要視することはこのようなことが挙げられます。

第一次成長期 0歳から2歳前後・・・睡眠をしっかりと取らせ、愛情をたっぷりと与える

第二次成長期 小学校高学年から中学生・・・運動、睡眠、食事のバランスをとる

 

カルシウム

 

第一次成長期は体重や身長が数倍にも伸びる大事な時期。この時期は昼寝を含む睡眠をしっかりと取ること。そして親からの愛情をたっぷりと受けることで身長が伸びやすくなります。最近は大人に付き合い、夜遅くまで起きている乳幼児も多いようですが、それでは成長に影響を与えます。また、愛情不足で育った子供は早く大人になろうとする傾向が強くホルモン分泌を抑制、身長の伸びをストップさせてしまうことにつながります。

 

第二次成長期は体に加え、心も成長する時期です。この時期は、身長を伸ばすための三大要素である運動、睡眠、食事のバランスをしっかりととることが重要です。適度な運動、9時間以上の睡眠に加え、必要な栄養素を十分に摂取することが必要です。

 

成長期のタイミングをしっかりと見極めなければならないのは、成長期は特に身長を伸ばす栄養素が必要になるからです。例えば、骨を成長させることで有名なカルシウム。男子の推奨量の推移を見てみると、小学校低学年が600mgなのに対し、高学年に入ると700mgに増え、さらに中学生になるとその推奨量は一気に1000mgへと一気に増加します。

 

身長がグンと伸びる成長期には、それだけ栄養成分の消費も多くなるということです。この時期に十分な量の栄養成分が得られないと、それは身長の伸び率不振につながってしまうのです。